2009年11月8日日曜日

CUPS共有プリンタ

あんまりネタが今はないけど、取り合えず
以前から調子の悪かったCUPS共有プリンタの設定でも。

玄箱PROをDebianサーバ化したものをファイルサーバやら
いろいろなサーバアプリケーションを入れて低消費電力サーバとして
活躍中なのですが、前に1.3系から1.4系にアップした際に、
LAN経由のプリントアウトがうまくいかなくなってました。
その時はいくら設定を見直してもうまくできなかったのですが、
CUPSのバグだろうと決めつけて(をい 放置してましたが、
最近やり直してみたら、共有設定を設定しなおしたらなぜか
うまくいくようになりました。

基本的には
  • LAN経由でプリントサーバにジョブを送って印刷
  • サーバはCUPS(玄箱:ARMアーキテクチャ)
  • プリントフィルタはクライアントで行う
を目的にします。
玄箱PROのARMプロセッサだとCANONがドライバをサポート
していないための措置です。







とりあえずUSBでつなぐCUPSサーバ設定はこんな感じで。
プリンタドライバをRAWにするのがミソ。
サーバはスプーリングとプリンタへの転送だけを行う。
cups.confあたりの設定は確かLinux-Windows共有の設定解説サイトを
参考にしたのを使ってたと思う。

クライアントがWindowsの場合はいくらでも解説サイトがあるので
省略。
以下は新デスクトップLinuxのCUPS設定をば。





ここでプリンタのURIを

URI: ipp://(CUPSサーバ):631/printers/Canon_MP600

としておく。「printers」が分からなくてちょっと四苦八苦してました。
いじっていると「送信先が見つかりませんでした」とか言われるけど、
一回テストプリントすると正常になります。

これでいちいちUSBをプリンタに繋ぎにいかなくてもLAN経由で印刷できます。
ただし、Windowsのクライアントだとドライバに制限があるらしく、
Nアップ印刷とかちょっと必要な機能類が使えなかったりします。

ただし、Linuxドライバだとなぜか使える不思議。
※追記
どうやらMP600付属CDのドライバは古いものらしく、CANONのダウンロードページの
最新ドライバに差し替えたらNアップ印刷などのUSB直結の機能がCUPS経由で
出来るようになってました。

閑話休題。
今日久々にプログラミングをしようと、東方蓄音機的なものを
Linuxでできないかなぁと画策してました。
Windowsと違ってサウンドデバイスへのアクセスがいまいちわからんのと
サウンドサーバが複数あるので絞ったり互換性を考えたりするのが
難しいというのが分かった(汗
SDLで実現できれば早いのだが。

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